
ヨーロッパではコロナの第2波が大きくなり、収束の時期が見えません。いったいいつになったら再び渡航できるのでしょうか。海外旅行のために英語を学んでいた人達の一部は、目的を失いかけています。
実は先日もそういう生徒さんがいたので、私はこれを機会に英検またはTOEICを受験することをお勧めしました。海外に行けない今は、何らかの形で勉強した成果を残す機会と考えたらいいと思うからです。
実際、当校でもTOEICや英検を受験する方が増えています。
さて、海外旅行で役立つ英会話フレーズ239日目。今日は時刻の表現の仕方についてご紹介します。
Ten to eleven.
実は10時50分のことです。to を使って「11時までに10分あるよ」という意味を表しています。日本語でも「11時10分前」という言い方がありますよね。もちろん、ten fiftyと言ってもOKです。
A quarter to ten.
9時45分のことです。「10時までに15分あるよ」という意味です。同じように to を使いますが、15分を quarter で表現します。quarter はもともと4分の1を意味しますから、60分の4分の1をquarterと呼ぶわけです。
Ten past nine.
あるいは
Ten after nine.
9時10分のことです。日本語の「9時10分過ぎ」と同じです。「過ぎ」をpast または after で表します。もちろん、nine ten でもOKです。
A quarter past eight.
または
A quarter after eight.
8時15分のことです。同じように quarter が使えます。

(写真は2019年9月にイギリスのケンブリッジ市内にある語学学校で研修した時のものです。ホワイトボードは既に使っていなくて、上記のようなスクリーンでレッスンが行われていました。教師陣が気に入って、2018年9月に続いての受講でした。)