
EUとイギリス間でワクチンの供給を巡って問題が起きているようです。昨日のBBCよりご紹介します。
The World Health Organization (WHO) has criticised the EU’s announcement of export controls on vaccines produced within the bloc, saying such measures risked prolonging the pandemic.
世界保健機構(WHO)は、EU内で生産されたワクチンについて輸出規制をするというEUの発表を、そういう措置はコロナの流行を長引かせる危険があると批判しました。
The EU introduced the measure amid a row with vaccine manufacturers over delivery shortfalls.
EUは、ワクチン製造業社との供給不足についての騒動からこの措置を採りました。
But WHO vice-head Mariangela Simao said it was a “very worrying trend”.
しかし世界保健機構の副代表であるマリアンジェラ・シマモは、これは”とても憂慮べき兆候”だと述べました。
Earlier WHO chief Dr Tedros Adhanom Ghebreyesus said “vaccine nationalism” could lead to a “protracted recovery”.
これに先立ち、世界保健機構代表のテドロス・アドハノム・ゲブレイシュスは、”ワクチンの独占”は、”再生の遅れ”に繋がりかねないと述べました。
(写真はバルト3国の一つ、エストニアの首都タリンの旧市街地。かつてはソビエト連邦の一部だった国です。2011年9月撮影)