
今日は英語のイディオムをご紹介します。今回で10回目になります。イディオムとは数語からなる熟語で、日常会話にもよく使われるのですが、単語それぞれの意味からは理解しづらいのが特徴です。今回は time を取り上げます。
Don’t miss a once-in-a-lifetime chance!
「千載一遇のチャンスを逃さないで!」という意味になります。once in a lifetime は、直訳すると「一生に一度」ですが、そのくらい頻度の低いことを表現します。
I see her once in a blue moon now.
「今ではほんのたまにしか彼女を見かけません」という意味で、once in a blue moon はめったにしか起こらないことを表現します。なぜ blue なのかについては諸説あるようですが、空気中の塵の影響でまれに月が青く見えることからという説もあります。
He appears from time to time.
「彼は時々現れる。」という意味です。from time to time で「時々」ですが、規則的ではなく、ふらりと現れる感じを表します。

(写真は四国最西端の岬、佐田岬灯台。海外に行けない今、県内旅行で初めて訪れた佐田岬でしたが、生憎の黄砂で九州は見えませんでした。2021年3月30日撮影)