役立つ旅行英会話
2025年3月26日 : 気になる文法・語彙140
#松山 #英会話スクール #ブログ

さて、英語を勉強していると避けては通れないのが文法です。気にはなりつつも確認不足のままになっている語彙も結構あります。そんな中から先日は make off with を紹介しましたが、今日はよく似ているけれども全く意味が違う make up with をご紹介します。
I want to make up with you.
make up だけなら「作り上げる、損失を補う、化粧する」などの意味がありますが、make up with になると、「仲直りをする」という意味になります。つまり上の文は「僕は君と仲直りをしたいんだ」という意味になります。
You should apologize and make up with him.
これだと、「あなたは謝って彼と仲直りするべきです」と訳すことができます。
ただし、make up ~ with… になると少し違った意味になります。
He tried to make up forgetting his wife's birthday with ice cream.
これは、元々 make up に「損失などを補う」という意味があるところから「~を…で埋め合わせする」という意味で使われています。つまり上の文は「彼は妻の誕生日を忘れていたことを、アイスクリームで埋め合わせしようとした」と訳すことができます。

(写真は地中海に浮かぶ小さな島、マルタ島のバレッタ地区にある聖ヨハネ大聖堂。1573年から1578年にかけてマルタ騎士団によって建てられました。入り口で各国言語のアナウンスガイドを借りることができます。2024年7月24日撮影)
2025年3月25日 : 海外旅行で役立つ英会話フレーズ1000
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さて、海外旅行で役立つ英会話フレーズ890日目。今日はエステやマッサージを受ける場合のカウンセリング時のフレーズです。
Do you have any allergies?
「何かアレルギーがありますか」という意味です。これはレストランでも時々聞かれるフレーズです。
Do you have any chronic illness?
「何か慢性の持病はありますか?」という意味です。特に何もなければ
Nothing in particular.
「特に何もありません」と答えますが、何かあれば
I have hay fever.
I have sensitive skin.
「花粉症があります」「敏感肌です」の意味になります。

(上の写真の女性はカザフスタン共和国の女性です。2018年9月にイギリスのケンブリッジの語学学校で研修した際に同じクラスでした。旧ソ連で、私たちがあまり知らない国ですが、実はイギリスとは国交があり、同時期に3人のカザフスタン人が受講していました。見たとおり、日本人にとても良く似ています。私たちの祖先はやはりモンゴルとロシアなのかなと思いました。下の写真は私たちのクラス。担当だったレイチェルのレッスンが気に入って2019年も同じ学校で研修しました。2018年9月撮影)
2025年3月24日 : 海外旅行で役立つ英会話フレーズ999
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Good morning everyone!
さて、海外旅行で使える英会話フレーズ999日目。今日はエステやマッサージを利用する場合に使える表現です。
I’d like to make an appointment.
「予約をしたいのですが」とまずは予約します。ホテルのコンシェルジュにお願いしてもいいでしょう。現地に着いたら
I have an appointment at 10. My name is Suzuki.
「10時に予約をしている鈴木です」という意味になります。appointment やreservation の時間はat の後ろに付けます。
May I see the price list, please?
「料金表を見せていただけますか」とまずは聞いたほうが無難です。それから
Which course do you recommend?
「どのコースがお勧めですか?」と聞いてみてはいかがでしょう。タイやベトナムでは物価が安いのでぜひ試してみてください。

(写真はベトナム唯一の世界複合遺産であるチャン・アン。大地から盛り上がる奇岩や数万年前の人類の住居跡などがあります。ハノイから車で2時間半ほどの山中にあり、ハノイ市内からのツアーでも訪れることができます。2017年1月)
2025年3月23日 : 気になる文法・語彙139
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さて、英語を勉強していると避けては通れないのが文法です。気にはなりつつも確認不足のままになっている語彙も結構あります。今日はそんな中から、make off with をご紹介します。
A group of men made off with luxury watches.
make を使った phrasal verb (句動詞)はたくさんありますが、その中でも分かりづらいものの一つです。
まず、make off には「急いで(こっそり)逃げる」の意味があります。それに with ですから「~を持って」の意味が加わります。つまり make off with で「~を持ち去る、~を盗む」の意味になります。
ですから、上の例文は「男たちのグループが高級時計を盗んだ」と訳すことができます。
The thief made off with several valuables, but the security man caught him.
これだと、「その泥棒は貴重品をいくつか盗んだが、警備員に取り押さえられた。」と訳すことができます。



(写真は生徒さんたちとマルタ島に旅行した時のアパートメント。キッチンはフル装備でダイニングやリビングも広く、ベッドルームは3つ。4人で泊まったのですが、1人1泊あたり1万円程でした。円安でユーロも160円位になっていましたが、安く快適な宿泊先でした。2024年5月23日撮影)
2025年3月22日 : 役立つ英語イディオム162
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さて今日は英語のイディオムをご紹介します。イディオムとは数語からなる熟語で、日常会話にもよく使われるのですが、単語それぞれの意味からは理解しづらいのが特徴です。今回は That's a drag.をご紹介します。
drag は、動詞では「何かを引っ張る、引きずる」などの意味があり、パソコン用語でも「マウスで~をドラッグする」という使い方をします。
一方で名詞では、「人の妨げになるもの、障害」を意味して使われます。
Debt is a drag.
「借金は重荷である」のようにです。
しかし、drag には話し言葉として次のような用法もあります。例えば誰かが、
I have a lot of work to do.と言った時に
That's a drag. と返すことがあります。
この drag は「重荷→面倒なもの」という意味で使われています。ですから、上のやり取りでは、
「やらないといけない仕事がたくさんあるんだ。」というのに対し
「それは大変だね。」と訳すことができるのです。

(写真は三番町にあるイタリア料理店で、Blanc-Bec(ブランベック)です。スクールから近いので何度か利用したことがあります。お手頃とは言えない値段ですが、お料理はどれも美味しいです。今回はお正月に家族で行きました。2025年1月3日撮影)